伝統工芸士(加飾)

宮 原 香 代 子
立派に塗り上がった製品を尚一層生かせるような沈金をほどこして、お求め下さる方の生活の、喜びや楽しみの中に溶け込んでいける作品に仕上げたいと思います。

「沈金」とは、塗りあがった製品の表面に、さらに絵を描く加飾技法の一つです。塗面に下絵を転写した後、沈金刀(ちんきんとう)と呼ばれる、はがねの刃物で下絵に沿って溝を彫り、文様を刻み込みます。そこに接着剤として漆を塗り、さらに金を埋めると、美しい文様が現れるのです。


▲ 趣味のボタニカルアート
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