980524
郡外の図書館を利用している人たち
小・中学校では夏休みの宿題として自由研究とか一課題というものを課しているところがあります。「子どもの自由研究に付き合わされてひどい目にあ
った。、と保護者の方にはあまり評判が良くないようですが、自己学習力をつけるという意味では今後ますます重視されてくるのではないでしょうか。
さて、昨年の作品の中に、「私の生まれた日は?」と題して、過去十数年にわたって自分の誕生日に起こった出来事を調べてきたものがありました。
よく資料があったものだと思い、聞いてみたところ、松本の図書館に行って調べてきたとのことでした。そう言えば、以前にも、塩尻の図書館に行って資
料を探してきた、という生徒がいました。
どうやら、郡外の図書館を利用している人は結構いるようなのです。
私自身が中津川の図書館を利用しているのですが、同じ村内に住む読書好きのKさんはかなり以前から買い物のついでに中津川市立図書館を利用
していたとのことでした。また、自然保護の活動をしている知人のTさんは中津川の図書館から、地質関係や動植物関
係の資料を借りて利用しているとのことでした。先日中津川市立図書館に行ったおりにおたずねしたところ、現在、木曽郡在住の方で利用者登録をし
ている方は317人いるとのことでした。多分中津川の図書館を利用できるのは、大桑、南木曾、山口の方でしょうから、それらの人口約1万3千人のうちの
約2.4パーセント、100人に2人以上が利用者登録をしているということになります。これはけして、少ない数字ではないと思います。潜在的な利用希望者
はかなりの数になるのではないでしょうか。
さて、少し古い資料ですが「図書館はいま 白書・日本の図書館」(日本図書館協会1992)という本の中に、滋賀県八日市市の例として、市街の住民にも
積極的に貸し出しサービスをしていたところ、買い物のついでに図書館を利用していたものが、いつのまにか図書館に来るついでに買い物をするように
なり、商店街が活性化してきたという話が載っています。みなさんはどうお考えになるでしょうか。
木曽の図書館を考える会で一緒に活動している、開田村在住のAさんは「木曽福島の町は観光地ということもあり、正直行って塩尻市よりも活気を感じ
ます。ここに図書館があれば、わざわざ塩尻や松本まで行かなくてもよくなるんですがね。」と言っていました。
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