990124
木曽でも利用できる県立図書館

 公共図書館が相互貸借という制度を活用してお互いに協力しあい、サービスの充実の努力をしていることは話したと
 おりです。

 さて、木曽郡には公共図書館は楢川村にしかありませんが、その他の町村でもこの相互貸借の制度を使って長野県
 立図書館の資料を利用することができます。

 ひとつは学校図書館を通しての利用です。県立図書館では学校図書館も相互貸借の対象としています。

 具体的には次のような手順で利用できます。

 まず、借りたい資料が県立図書館にあるかどうかを確認します。確認には県立図書館の調査閲覧課というところに電
 話をすれば調べてもらえます。また、各町村に設置されている生涯学習センターの端末を使っても調べることができま
 す。生涯学習センターの端末はだいたい各町村の中央公民館に設置されていますし、木曽福島町の県合同庁舎にも
 あります。 総合学習センターの端末は誰でも自由に使えることになっています。

 さて、県立図書館に蔵書がある事が分かったら、所定の様式で相互貸借の申し込みをします。様式は申し込めば県
 立図書館から送ってもらえます。(2月発行予定の木曽の図書館を考える会会報にも紹介する予定です) 借りることが
 できるのは一度に五冊まで、期間は一ヶ月です。 約一週間程度で本は届きます。送料は県立図書館側で負担してく
 れます。 同様のサービスは公民館図書室も対象にしています。 ただし、相互貸借の制度は個人を対象にしたもので
 はなく、あくまでも図書館相互のサービスです。また借りた本の返送料は借りた側の負担になりますから、それぞれの
 学校図書館や公民館図書室に相互貸借のシステムを支える人と予算が必要になるでしょう。

 木曽の図書館を考える会では毎年、木曽郡内の図書館や公民館図書室の様子について調査をしています。現在の
 ところ楢川村図書館以外はシステムとしての予算づけをしている所はありません。しかし、前向きに取り組みたいという
 答えをいただいているところもいくつかあります。 また、大桑村公民館図書室のように、県立図書館の団体貸出の制
 度を利用して図書室の蔵書の充実に生かしているところもあります。

 大切なのは「やってみよう」と言う意欲でしょう。せっかくこうした制度があるのですし、恩恵を受けるのは住民や利用
 者一人一人なのですから。






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