木曽郡内で文庫活動や読書活動を行っているのは、木曽福島町や大桑村にとどまりません。 開田村ではお母さん達が集まって、「おやま文庫」や「ポプラ文庫」などの文庫を作り、主に就学前の子供達へのサー
ビスを展開しています。 まったくのボランティアであり、子ども達が成長することによるメンバーの入れ替えなどもあるため、運営はけして楽な
ものではないようです。 しかし、子ども達に良い本を読ませてあげたい、文化の灯を点しつづけたいという熱意からずいぶんと長く続けられて
いるようです。 核家族化による子育てへの不安はなにも都会に限ったことではありません。木曽においても同じような 悩みを抱えています。行政でも、「子育て広場」などを開催して、子育てに頑張っているお母さん達を応援しています が、こうした文庫活動ははからずも、子育てサークルとしても機能しているようです。 メンバーが変わっても長く続いていってほしいものだと思います。
長く続いていると言えば、南木曽町公民館のお話の会もずいぶん長く続いています。ほぼ月一回のペースで、もう3
年以上続いているでしょうか。 しかも、お話の他に人形劇など、かなり質の高いものを提供してくれています。正直なところ、郡内の他の町村の方々
が知らないというのはもったいないことだと思います。公民館同士で情報の交換などということが出来ないでしょうか。 そうすれば、こうした地道な取り組みが広がり発展していくことになると思うのですが。
さて、最近、日義村で新しい動きが出てきました。
村内のお母さん達が「親子文庫の会」を作り、村内から絵本を寄贈してもらい、公民館とともに文庫活動を始めたよう
なのです。かなり熱心に取り組んでおられるようで、他町村に視察にいったりとこれからの活動が楽しみなところです。 先日、文庫活動に関わっておられる方から、「木曽郡内で文庫活動をしている人達と交流がしたい。少ないスタッフで
運営していると、どうしても行き詰まってしまうことがある。情報交換などで元気がほしいのだけれど。」というお話を聞き ました。 木曽郡内だけでもかなりの文庫活動やお話サークルがありますから、そうした活動のネットワークなどがあるといい
かもしれませんね。 いよいよ、10月15日は長野県図書館大会が南木曽町で開催されます。これを機会にネットワークの発足なんてことに
なると面白いのですが。 最後に、さる10月1日、大桑村野尻に木曽ゆかりの児童文学者、酒井朝彦の文庫館が出来ました。酒井朝彦の関係
者の方が自分で運営しているちいさなギャラリーですが、これもまた新しい動きとしてご紹介しておきたいと思います。
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