この秋、中国へ旅行する機会に恵まれました。悠久の歴史と広がる大地。学生時代からあこがれていた国ではあり
ましたが、実際にその地に立って受けた感動は想像以上のものでした。 さて、学生時代からの憧れの国とは言うものの、実は中国についてはパンダと万里の長城という程度の知識しかあり
ませんでした。今回の旅行は単なる観光ではなく、日中友好訪中団ということもあり、中国について何も知らないまま訪 問するのも失礼かと思い、旅行前に泥縄の勉強を始めました。 ガイドブックも良いのですが、どうしても観光案内やに偏ってしまい、その国の歴史、文化、風土や社会を知るにはも
の足りません。 この秋、中国旅行をしてから、すっかり中国にはまってしまいました。
広い国土ですから、一度ですべてを見てくることはできませんでしたから、また、中国に行こうと計画を立てています。
中国は「2度と行きたくない」という人と「何度でも行きたい」という人に別れるらしいのですが、どうやら私は後者のよう
でした。 さて、海外の旅行といえば気になるのが言葉。
いかにも浮かれやすい私らしいのですが、早速、中国語を勉強しはじめました。
実は学生時代、友人に誘われて少しばかり中国語の勉強をしたのですが、元来根気のない性格なものですから、1
年ほどでやめてしてしまいました。したがって、今回もまったくの素人同然のところからはじめました。 語学の独学というのは苦しいものです。学生時代のテキストを引っ張り出してきたのですが、かつて習ったことは見事
に忘れていてちんぷんかんぷんでした。 どこかに中国語を教えてくれる人や講座はないだろうかと近くの教育委員会などにも聞いてみたのですが「うちではや
っていない」という返事ばかり。 そこで思いついたのが図書館です。レファレンスといって分からないことや知りたい情報を提供してくれるサービスが
あるのです。このサービスを使わない手はありません。早速出かけて、近くで中国語を教えてくれる人がいないか捜し てもらいました。 図書館側ではさまざまな機関にあたって、教えてくれる人を紹介してくれました。残念ながら私の都合もあって紹介し
ていただいた方に習うことは出来なかったのですが、まさに図書館の力を感じさせてくれる出来事でした。 多くの利用者は図書館は本を借りるだけのところだと思っているようです。何か調べるときも、自分で本をひっくり返し
て調べなければいけないものと思い込んでいるようです。 これには学校図書館も責任があるのではないでしょうか。学校図書館の多くは利用者がレファレンス(質問)をすると
「自分で調べなさい」と言ってしまうようです。これでは「知りたい」という利用者の気持ちを萎えさせてしまいます。本来 は情報を提供するのが図書館の仕事。そして、それは公共図書館でも学校図書館でも同じなのです。 価値判断を伴うようなもの、例えば人生相談、鑑定や懸賞の答え以外なら、何でも教えてくれるのが図書館です。是
非ともご利用ください。
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