仙人草による扁桃腺炎の治療法


 木曽地方だけに伝わるものではないということですが、「仙人草(せんにんそう)」という草を使って扁桃腺の腫れとそれに伴う発熱を治療をする民間療法があります。
 この治療法を使うと、一生扁桃腺が腫れないとも言われています。
 一生というのは多少オーバーかもしれませんが、少なくとも数年〜数十年は症状が現れないのは確かのようです。
 私の職場の先輩が、この治療法をTV番組で紹介したところ驚くほどの反響があり、全国から問い合わせの電話が殺到しました。
 いかに扁桃腺炎に悩んでいる人が多いかということを思い知らされたので、改めてこのページでその治療法を紹介したいと思います。

●仙人草とは

仙人草

 キンポウゲ科の多年生のつる草で、北海道から九州までの全国や朝鮮半島、
台湾、中国中部の比較的標高の高い地域に分布しています。

 葉は3〜7枚の小葉の羽状複葉で、秋ごろ、白い花を咲かせ、白毛のある果実を結びます。
 タカタデとも呼ばれています。
 一般には毒草とされており、馬や牛などは仙人草が生えていても絶対に食べないということです。
 また、仙人草という名は、果実の白毛を仙人の髭に見立てたところからだそうです。





●治療方法
仙人草の葉を青汁が出るくらいよく揉みます。
手の荒れやすい人は、ビニール手袋などをすると良いでしょう。
揉んだ葉を小指の爪ほどの大きさに取り分け、
それを片手の手首の内側に当てます。
(水泡ができ、多少不自由する場合があったり、傷跡が残る場合があるので、利き腕でない方が良いかもしれません。)
絆創膏などで軽く押さえ、5分〜30分ほどして、ぴりぴりとした痛みを感じたら取り除きます。
時間については、治療に使う仙人草の時期などによって違ってきます。
(あまり長時間放置すると傷跡がひどくなるので、長くても30分くらいで取り除くこと)
取り除いた部分はそのままガーゼなどをあてて保護します。
翌日になると、仙人草をあてた部分にやけどのような水疱ができますが、なるべく潰さないようにします。
(昔は水泡を潰さないよう、治療部位に貝殻などをあてて保護したという事です)
左の写真のように極端に水が溜まってしまった場合は日常生活に不便なので、火にあぶった針などで穴をあけ中の水を出します。(雑菌が入ると化膿して治りにくくなるので注意して下さい。)
その後は、普通のやけどの治療と同様に軟膏などを塗布し、ガーゼなどを当てて治療部分を保護して、傷の治癒を待ちます。
以上で治療は終了、水泡ができた時点で既に効果が発生しています。
治療方法としてはたったこれだけで、非常に簡単なものですが絶大な効果があります。
実際にこの治療法を試した人で、「効果がなかった」と言う人は皆無で、
「生まれつき、年に数度は扁桃腺が腫れて熱が出て寝込んでいたのに、
この治療法を試してからはぴたりと治った。」と感謝されます。
この仙人草の葉を用いた治療法が、なぜ効くのか正確な事は分かりませんが、
抗体反応を利用したものではないかと聞いています。


※注:この治療法を行うと、仙人草をあてた部位にやけどのような赤黒い跡が残り、
    半年〜数年は消えないので、その点をご承知のうえ治療して下さい。

治療跡
実際の治療痕(1ヶ月経過後)
(協力:田上 洋介氏)

・実際にこの治療法を試された方のサイト

 このサイトをご覧になって、実際に治療法を試された方のサイトです。

・長野県にお住まいの並木さまのサイト
・東京都にお住まいの佐々木さまのサイト

・mezamashiさまのサイト

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