上松町観光資料
 上松町の観光資料です。以前仕事で作ったものですが、今のところ手抜きをして、文字のみです。(汗)
 興味のある方は、読んでみて下さい。でも、激しく長文です。(苦笑)
 間違って入ってしまった方は、下記から、脱出して下さい。(笑)




←MENUへ



INDEX
★みるのコーナー INDEX
  ・寝覚の床
  ・寝覚の床美術公園
  ・臨川寺
  ・木曽路美術館
  ・赤沢自然休養林
  ・森林資料館
  ・森林鉄道記念館
  ・赤沢渓谷
  ・木曽の棧
  ・小野の滝
  ・敬神の滝
  ・奇美世の滝
  ・隠れ滝
  ・東野阿弥陀堂
  ・上松宿跡
  ・立場茶屋跡

★あそぶのコーナー INDEX
  ・赤沢森林鉄道
  ・芦島高原中日キャンプ場
  ・敬神キャンプ場
  ・オートキャンプ場滑川
  ・町内スポーツ施設
    上松町社会体育館
    寝覚町民運動場
    上松町下河原町民運動公園(グラウンド、温水プール)

★あじのコーナー INDEX
  ・朴葉巻
  ・五平餅
  ・寿命そば
  ・朴葉寿司
  ・棒ダラ煮つけ

★みやげのコーナー INDEX
  ・木材・木工製品
  ・そば饅頭
  ・ひのきエキス製品

★あるくのコーナー INDEX
  ・赤沢自然休養林森林浴コース
  ・旧中山道
  ・信濃路自然歩道
  ・中央アルプス木曽駒ヶ岳、空木岳登山道

★イベント、まつりのコーナー INDEX
  ・トムソーヤクラブ村木曽・上松
  ・木曽上松・赤沢森林浴
  ・ひのきの里上松撮影会
  ・木曽駒ヶ岳開山式
  ・木曽踊り
  ・小川若宮神社例祭
  ・駒ヶ岳神社例祭
  ・大宮神社例祭
  ・ひのきの里の夏まつり
  ・諏訪神社、若宮神社例祭
  ・塞の神行列
  ・その他の祭

★温泉のコーナー INDEX
  ・灰沢鉱泉
  ・棧温泉

★その他のコーナー INDEX
  ・ひのきの里上松フォトコンテスト
  ・木曽七福神霊場めぐり
  ・木曽五木
  ・木曽八景
  ・天体観測のメッカ
  ・ケルンバット地形

■見るのコーナー

◆寝覚の床(ねざめのとこ)
概要
 木曽川の激流が花崗岩の岩盤を長い年月に渡って水蝕してできあがった地形で、古くから中山道一の名勝として有名で、多くの文人墨客が訪れ、文に綴り歌に詠んでいる。木曽八景の一つであり、大正12年に国の史跡名勝天然記念物に指定され、県立公園でもある。花崗岩の方状節理と各所に見られる甌穴(ポットホール)は、地質学上、日本でも代表的なものといわれている。
 また、ここには浦島太郎が竜宮から帰った後諸国を放浪し、この景色が気に入り、余生を過ごしたとの伝説も残っており、近くの臨川寺には浦島太郎が寝覚の床で釣りをした時に使ったと伝えられる釣竿なども残されている。
ワンポイント
 ここに来たら、上から眺めるだけでなくぜひ木曽川のそばまで行き、岩の上に登って、スケールの大きさを実感し、ポットホールを観察してみたい。また、少し下流にある裏寝覚も、寝覚の床とは違った雰囲気があるので散策がてら訪れてみたい。
入場料
 無料、但し臨川寺を経由して入場する場合には拝観料として大人100円、中高生80円が必要。(団体割引有)
時間
 終日
駐車場
 町営無料駐車場(乗用車70台、大型車5台)あり。周辺に民間有料駐車場とドライブイン施設の駐車場あり。
連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001

◆寝覚の床美術公園(ねざめのとこびじゅつこうえん)
概要
 寝覚の床に隣接する屋外彫刻を展示した美術公園。時空(とき)の旅人浦島太郎の伝説にちなんで「時」をテーマとし、木曽花崗岩を題材として、巨大な日時計のモニュメントや、浦島伝説をモチーフにした彫刻などが展示されている。
ワンポイント
 巨大な日時計のモニュメントは、地球の自転軸のゆらぎまで計算した本格的なもの。
入場料
 無料、但し臨川寺を経由して入場する場合には同寺の拝観料が必要。
時間
 終日
駐車場
 町営無料駐車場あり。(乗用車70台、大型車5台)
連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001

◆臨川寺(りんせんじ)
概要
 中山道随一の名勝「寝覚の床」を見下ろす地に建つ寺。寝覚の床の入口として昔から旅人が立ち寄っている。本堂は近年再建されたものだが、境内には、芭蕉、尾張の俳人横井也有、子規の句碑がある。また、この寺には寝覚の床に伝わる浦島太郎伝説にまつ0わるものが多数あり、太郎が愛用したと伝えられる釣竿や日用品などが残され、境内にある宝物館に展示されている。
 木曽七福神霊場めぐりのひとつ(弁財天)。
ワンポイント
 境内からは寝覚の床の全体を上から眺められ、寝覚の床へ下る道もある。
入場料
 拝観料:大人100円、中高生80円(団体割引有)
時間
 8:00〜17:00
駐車場
 周辺の民間有料駐車場かドライブイン施設の駐車場を利用。
連絡先電話番号
 臨川寺:0264−52−2072

◆木曽路美術館(きそじびじゅつかん)
概要
 寝覚の床を見下ろす地にある私設美術館。広重、英泉の合作「木曽街道六十九次」、広重の「木曽路之山川」などの浮世絵の他に伊万里のそばちょこなどの焼物や、近代絵画、彫刻などが展示されている。
ワンポイント
 ここで木曽街道六十九次の浮世絵を見学した後、現在の木曽路の風景を対比して旅するのも面白い。
入場料
 大人300円、学生200円
時間
 10:00〜17:00(12月〜3月閉館、但し予約があれば開館)木曜定休
駐車場
 無料
連絡先電話番号
 レストハウス木曽路:0264−52−2554

◆赤沢自然休養林(あかさわしぜんきゅうようりん)
概要
 秋田杉、青森ヒバと並んで、日本三大美林と言われる樹齢250年から300年の木曽ひのきのが立ち並ぶ自然休養林。戦前は伊勢神宮の遷宮のための神宮備林として、現在は学術参考保護林として保護され、国民の貴重な財産として広く一般に開放されている。面積は728ha、海抜は1,080〜1,558 。
 「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれ、昭和57年には日本で最初に森林浴が行われた「森林浴発祥の地」としても知られている。遊歩道は6コースあり、木曽ひのきが発する森の精気を浴びながら森林浴を楽しむことができる。
ワンポイント
 開園期間中の土・日・祝日には森林鉄道の運行があり体験乗車ができる。また、夏期には自然体験村、秋には森林浴大会が開催される。
入場料
 無料(但し、維持管理費用として任意で利用者協力金の募金をしている)
時間
 9時〜16時(11月上旬〜4月下旬は冬期閉鎖)
駐車場
 普通車200台、バス10台、駐車料:普通車600円、マイクロバス1000円、大型バス2000円(利用者協力金を含む)
連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001
  上松営林署総務課  :0264−52−2083

◆森林資料館(しんりんしりょうかん)
概要
 赤沢自然休養林内にあり、木曽谷林業発達の歴史を語る貴重な資料や森林に生息する動植物の標本が展示されている。
ワンポイント
 館内にある木曽五木の標本で、ひのきとさわらなどの見分け方を覚えられる。
入場料
 無料。
時間
 9時〜16時(11月上旬〜4月下旬は冬期閉鎖)
駐車場
 赤沢自然休養林の駐車場を利用。(普通車200台、バス10台、駐車料:普通車600円、マイクロバス1000円、大型バス2000円)
連絡先電話番号
 上松営林署総務課:0264−52−2083

◆森林鉄道記念館(しんりんてつどうきねんかん)
概要
 赤沢自然休養林内にあり、かつて木曽森林鉄道で木材の運搬に活躍したアメリカ製のボールドウィン蒸気機関車などの車両や、当時の器具や写真などの貴重な資料が、約2 の軌道と共に保存されている。
ワンポイント
 開館期間中の土・日・祝日には森林鉄道の体験乗車ができる。
入場料
 無料。
時間
 9時〜16時(11月上旬〜4月下旬は冬期閉鎖)
駐車場
 赤沢自然休養林の駐車場を利用。(普通車200台、バス10台、駐車料:普通車600円、マイクロバス1000円、大型バス2000円)
連絡先電話番号
 上松営林署総務課:0264−52−2083

◆赤沢渓谷(あかさわけいこく)
概要
 秋田杉、青森ヒバと並んで、日本三大美林と言われる木曽ひのきのが立ち並ぶ赤沢自然休養林から流れ出る美しい渓谷。休養林から焼笹地区までの約7 の間。エメラルドグリーンの水の流れと自然の造りだした岩の造形は変化に富み、いたるところで美しい淵を形作っている。
 アカヤシオや木曽川サツキが花を咲かせ新緑が匂いたつ春、青空と緑が水に映える涼しい夏、様々な木々の紅葉が錦絵を織り成す秋、雪と氷にとざされた静寂の冬と、四季を通して景観の美しさが楽しめる。
 また渓谷の随所には、昔木材を川に流して運搬した「小谷狩り」の跡や森林鉄道の軌道や駅などの跡が見られる。
ワンポイント
 白い花崗岩の岩盤の上を滑るように水が流れ落ちる五枚修羅と、悲しいお姫様の伝説を秘めて澄んだ水をたたえる姫淵は、ぜひ車を降りて見学したい。
入場料
 無料(但し、維持管理費用として任意で利用者協力金の募金をしている)
時間
 終日
駐車場
 道路沿いに乗用車数台を駐車できる場所が数個所。
赤沢自然休養林駐車場:普通車200台、バス10台、駐車料:普通車600円、マイクロバス1000円、大型バス2000円(利用者協力金を含む)
連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001
  上松営林署総務課  :0264−52−2083

◆木曽の棧(きそのかけはし)
概要
 かつては、木曽川沿いの絶壁に並行して数百メートルに渡って架けられた藤づるで編んだ桟橋だったが、江戸時代以降石垣が積まれ、徐々に桟橋から道路へと姿を変えてきた。現在は国道の下の石積みにわずかに街道の面影をとどめるのみである。
 危ういものの代名詞として古くから歌枕にも詠まれ、中山道一の難所と言われた。木曽八景の一つの「棧の朝霞」としても有名な名所でもある。
 対岸には芭蕉の「棧や 命をからむ 蔦かづら」の句碑が残されている。また、木曽川の河床に目を移すと、様々な形状の甌穴(ポットホール)が観察できたり、白い花崗岩と黒い粘板岩の接触地帯が見えたりして、地質学的にも面白い場所である。
 県指定史跡(S41,3,31)
ワンポイント
 棧の全容を見るには、木曽川に架かる赤い鉄橋を渡って(この橋を木曽の棧と思い込んでいる人が多い)国道の対岸から見学したい。現在の絶壁沿いの国道がかつての木曽の棧だったのだ。また、木曽川へ降りてポットホールも観察してみたい。
入場料
 無料
時間
 終日
駐車場
 対岸に乗用車数台
連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001

◆小野の滝(おののたき)
概要
 中央アルプス木曽駒ヶ岳に源を発し、国道19号のすぐ脇に流れ落ちている滝。中山道の名所であり、木曽八景の一つ。広重・英泉合作の中山道六十九次の浮世絵にも上松としてこの小野の滝が描かれており、街道を往き来する人の憩いの場であった。
ワンポイント
 JRや国道が通過している現在でも、滝だけは浮世絵の風景がそのまま残っている。
入場料
 なし
時間
 終日
駐車場
 乗用車数台
連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001

◆敬神の滝(けいしんのたき)
概要
 中央アルプス木曽駒ヶ岳登山道上松口Aコースの3合目の手前にある滝。登山道の脇にあり、3段なって流れ落ちている。滝の高さは上3メートル、中6メートル、下6メートル。登山道はこのあたりから勾配が急になり、いよいよ登山らしくなる。
ワンポイント
 滝をよく見るには、不動明王を祀ったお堂の上の斜面に登らなければならないので、足元に注意すること。
入場料
 なし
時間
 終日
駐車場
 
連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001

◆奇美世の滝(きびよのたき)
概要
 中央アルプス木曽駒ヶ岳登山道上松口Bコースの途中にある滝。高さは約45メートル。大きな滝だが深い山の中にあるため、地元の人でも見たことのある人は少ない幻の滝。
ワンポイント
 沢伝いに登山道を登っていくと、この滝が突然目の前に現れる。
入場料
 なし
時間
 終日
駐車場
 
連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001

◆隠れ滝(かくれだき)
概要
 国道19号を名古屋方面に向かい、小野の滝を左手に過ぎた後、右手の木曽川の対岸に見えてくる滝。もっとよく見ようと近づいていくと、手前の岩盤に遮られて隠れてしまう。
 昔、お姫様が追手に追われて村人にかくまってくれるよう頼んだが断わられ、仕方なくこの滝のあたりに隠れていたが、追っ手に発見され、身を投げて死んでしまったとの伝説から「隠れ滝」の名が付いたといわれるが、遠くからは良く見えるのに近づくと隠れてしまうからともいわれる。
ワンポイント
 国道側からはよく見えないので、見学するには対岸へ渡り徒歩で行く。
入場料
 なし
時間
 終日
駐車場
 なし
連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001

◆東野阿弥陀堂(とうのあみだどう)
概要
 上松町の東野地区の集落の中ほどにあるお堂。木曽谷で最も古い建築物と言われている。堂の内陣外陣とも、天井は格天井で鏡板内陣36枚、外陣72枚に福島の山村代官のおかかえ絵師の池井裕川が画いた花鳥の絵がある
ワンポイント
 木曽古道(信濃路自然歩道)散策の途中に見学するのも良いかも。
入場料
 通常時閉鎖
時間
 通常時閉鎖
駐車場
 なし
連絡先電話番号
 上松町教育委員会:0264−52−2111


◆上松宿跡(あげまつじゅくあと)
概要
 木曽街道とも呼ばれた旧中山道木曽11宿の一つが上松宿。上松宿は東西5町31間、家数362軒、本陣1、脇本陣1、問屋2、旅籠21(天保年間、1830〜44)からなる大きな宿場で、宿場のはずれには尾張藩木曽材木役所が置かれていた。たび重なる火災により、往時の面影を残す所は少ないが、上町(かんまち)地区の一部は奇跡的に消失をまぬがれ、大戸・くぐり戸をつけた家や、格子戸を残す家がある。
ワンポイント
 ここを起点に寝覚の床まで往時をしのびながら旧中山道を歩いてみたい。
入場料
 なし
時間
 終日
駐車場
 上松駅前町営駐車場:普通車100台、駐車料:2時間50円以後1時間超20円
連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001

◆立場茶屋跡(たてばじゃやあと)
概要
 街道には旅人が一息入れるための立場茶屋(たてばじゃや)があった。中山道から寝覚の床へ降りる入り口にも「越前屋」「多瀬屋(現:たせや)」の2軒があり、それぞれ旅館・民宿に姿を変えてはいるが、当時の面影を残す建物が現存している。
ワンポイント
 越前屋は十返舎一九の『続膝栗毛』にも紹介され、歌麿の絵にも描かれている。
入場料
 なし
時間
 
駐車場
 数台
連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001
 越前屋:0264−52−2066
 たせや:0264−52−2449

■あそぶのコーナー

◆赤沢森林鉄道(あかさわしんりんてつどう)
概要
 かつて木曽の山々から木材を切り出すのに大活躍した森林鉄道に体験乗車できる。往復2.2 の単線折り返し運転で所要時間は約20分。小さいながら勇ましい音を響かせて走るディーゼル機関車に引かれて、ゆったりと走る赤沢の森林鉄道からは、樹齢300年の木曽ひのきの美林や、そこから流れ出る美しい渓流の景色を楽しむことができる。
ワンポイント
 美しい渓流に沿って、美林の中を進む鉄道は子供から大人まで人気がある。木曽ひのきでできたきっぷ付き。
入場料
 大人(中学生以上)600円、小人(4歳〜小学生)400円(夏期は別料金)
日時
 期間:4/29〜11/3の期間の土・日・祝日(GW及び夏期は毎日運行)
 時間:9:30〜15:30の間30分間隔。
駐車場
 赤沢自然休養林の駐車場を利用。(普通車200台、バス10台、駐車料:普通車600円、マイクロバス1000円、大型バス2000円)
連絡先電話番号
 上松町観光協会:0264−52−2001

◆芦島高原中日キャンプ場(あしじまちゅうにちきゃんぷじょう)
概要
 中央アルプス木曽駒ヶ岳の登山道、上松口Bコースの2合目の芦島高原にあるキャンプ場。
ワンポイント
 静かな環境で、昔ながらのキャンプが楽しめる。
入場料
 テント借用1,800円、テント持参1,500円
期間
 7〜8月
駐車場
 あり
連絡先電話番号
 大道宅:0264−52−2250

◆敬神キャンプ場(けいしんきゃんぷじょう)
概要
 中央アルプス木曽駒ヶ岳の登山道上松口Aコースの2合目にあるキャンプ場。
ワンポイント
 ログハウスのバンガローあり。
入場料
 テント借用1,500円、テント持参500円
期間
 通年
駐車場
 あり
連絡先電話番号
 アルプス山荘:0264−52−2547

◆オートキャンプ場滑川(おーときゃんぷじょうなめがわ)
概要
 中央アルプス木曽駒ヶ岳の麓のオートキャンプ場。
ワンポイント
 バンガローあり。
入場料

期間
 4月中旬〜11月第2日曜
駐車場
 あり
連絡先電話番号
 古瀬宅:0264−52−3551

◆町内スポーツ施設
●上松町社会体育館
概要
 バスケットコート1面、バレーコート1面、テニスコート1面、バトミントンコート6面、卓球8台
ワンポイント
 正面に中央アルプス木曽駒ヶ岳を望む明るい体育館
入場料
 体育館全面1,500円/時間、電気使用料1,500円/時間
時間
 8:30〜21:00
駐車場
 あり
連絡先電話番号
 上松町教育委員会:0264−52−2111

●寝覚町民運動場
概要
 テニスコート:3面
ワンポイント
 中央アルプス木曽駒ヶ岳が美しく見えるテニスコート。
入場料
 250円/時間、電気使用料800円/時間
期間
 4月〜11月下旬、期間中無休
時間
 8:30〜21:00
駐車場
 あり
連絡先電話番号
 上松町教育委員会:0264−52−2111

●上松町下河原町民運動公園
概要
 グランド(ナイター設備有):野球2面、サッカー1面
 ゲートボール場:2面
 温水プール:25 6コース、幼児用10×6 1面
ワンポイント
 国道19号に面した交通の便の良い運動公園。
入場料
 グランド:1,250円/時間、電気使用料800円/時間
 温水プール:200円
期間
 4月中旬〜10月下旬、期間中無休、但しプールは月火休
時間
 8:30〜21:00
駐車場
 あり
連絡先電話番号
 上松町教育委員会:0264−52−2111

■あじのコーナー
◆朴葉巻(ほおばまき)
概要
 米の粉をこねて作った皮の中に、よく煮詰めた小豆あんを詰め、丸い餅をつくり、これをひとつずつ朴の若葉に包み、イグサでしばって蒸した餅菓子。木曽地方では端午の節句の頃になると、柏餅のかわりにこの朴葉巻を食べる。柏餅とちがい、朴の葉の香りがしみこんだ独特の味があり、数日間は保存もきくので、故郷を離れたわが子や知人に小包で送る家も多い。5月下旬から6月にかけて各家庭で作られる。また、菓子店でも購入できる。
ワンポイント
 朴の葉の風味が香ばしい。
料金
 130円〜
連絡先電話番号
 大橋パン店   :0264−52−2479
 かわかみ    :0264−52−2008
 瀬戸屋     :0264−52−2019
 松原屋     :0264−52−2148
 芳香堂寝覚直売店:0264−52−4648

◆五平餅(ごへいもち)
概要
 木曽地方に伝わる素朴なごちそうで、硬めに炊いたごはんを巾広の木ぐしに握りつけて炭火で焼き、これにクルミやエゴマを入れた醤油や味噌のたれをつけて更に香ばしく焼いたもの。
 山の小屋に泊まりこんで山仕事をする人々の工夫だったと言われ、五平さんが作ったとか、神様にささげる御弊に似ているからとか名前の由来は色々。地域によって形も色々である。上松では平たい団子を二つ串に刺したものが本来のものといわれる。
ワンポイント
 香ばしい風味と程よい甘辛さで、野趣に富んでいる。熱いうちに食べるのがうまい。
料金
 200円〜
連絡先電話番号
 食堂中村 :0264−52−2183
 松本屋食堂:0264−52−2275

◆寿命そば(じゅみょうそば)
概要
 中山道随一の名勝地「寝覚の床」入り口に300年前から開業しているそば屋の名物そば。寝覚の床に残る浦島太郎伝説の太郎の長寿にちなんで「寿命そば」と名付けられたという。十返舎一九の「木曽街道膝栗毛」にも「そばは白くやくみは青く入れものは赤いせいろに黄なるくろもじ」という一節が残っている。
ワンポイント
 普通のそばの他に、そばがきや、そば寿司、すんきそば(冬期のみ)がある。
料金
 650円〜
時間
 木曜定休。
駐車場
 15台
連絡先電話番号
 越前屋:0264−52−2081

◆朴葉寿司(ほおばずし)
概要
 ちらし寿司を朴の葉に包んだお寿司。
 朴の葉には殺菌効果があるといわれ、昔木曽義仲が戦いに出陣するときに携帯食として、米や味噌を朴の葉で包んで持っていったといわれている。
ワンポイント
 朴の葉の香りが食欲をそそる。
料金
 300円
連絡先電話番号
 栄寿司:0264−52−2252

◆棒ダラ煮つけ(ぼうだらにつけ)
概要
 棒ダラを1週間ほど水に浸して醤油と砂糖、味醂などで甘辛く煮つけたもの。古くは祭の料理として欠かすことのできなかったもので、9月上旬の祭礼には必ず出されたが、祭の時以外では、なかなか口にすることができなかった。
 山間地に住む人々にとって、魚といえば川魚が主で、はるか北海道近辺から送られてきた海の魚は、祭の御馳走として、また、蛋白源としても貴重なものだったと思われるが、現在では、祭礼の時でも作る家庭は僅かしかない。
ワンポイント
 甘辛い味は、酒のつまみとして逸品。
料金
連絡先電話番号
 川上政枝:0264−52−2008

■みやげのコーナー
◆木材・木工製品
概要
 ひのきの里上松ならではの木曽ひのきやさわらなどの木曽五木を主とした木製品。長年培ってきた職人の巧みな技と、木曽の山々が育てた良質な素材の出会いで作り上げられる家具や風呂桶。手頃なものとしては、まな板、箸、盃、表札、菓子鉢、整理箱、花台、文箱、手桶など。家具などは特注もできる。
ワンポイント
 かぐわしい木の香りと、美しい木目、やさしい木肌のぬくもりが特徴。
料金

連絡先電話番号
 池田木材 木工部:0264−52−3366
 下島木工(有) :0264−52−2246

◆そば饅頭
概要
 そばの粉を皮に使ったあっさりと上品な甘さの饅頭。
ワンポイント
 お茶受けにも良い。
料金
 100円〜

連絡先電話番号
 瀬戸屋     :0264−52−2019
 芳香堂寝覚直売店:0264−52−4648

◆ひのきエキス製品
概要
 天然木曽ひのきから抽出したひのきのエキスを使った芳香剤、入浴剤など。エキスにに含まれる「フィトンチッド」と呼ばれる芳香性物質は、殺菌効果や心を落ち着かせるリラックス効果があると言われている。
ワンポイント
 自宅に居ながらにして、森林浴の気分が味わえる。また、アトピー性皮膚炎の症状に効果があるという人も。
料金
 500円〜
連絡先電話番号
 ひのき精香 :0264−52−2032

■あるくのコーナー

◆赤沢自然休養林森林浴コース
概要
 森林浴発祥の地、赤沢自然休養林の森林浴コース。樹齢250年〜300年の木曽ひのきと、渓流の美しさを見ながらの森林浴コースは30分から1時間半までの6コース。気の向くままに、気の向くコースを散策すれば、心身共にリフレッシュでる。
ワンポイント
 初心者でも気軽に森林浴が楽しめる。運が良ければ日本カモシカに出会えるかも。
入場料
 無料(但し、維持管理費用として任意で利用者協力金を募金している)
時間
 開園時間:9時〜16時(11月上旬〜4月下旬は冬期閉鎖)
駐車場
 普通車200台、バス10台、駐車料:普通車600円、マイクロバス1000円、大型バス2000円(利用者協力金を含む)
連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001
 上松営林署総務課  :0264−52−2083

◆旧中山道
概要
 上松には昔旅人が行き来していた中山道の雰囲気を残す場所がいくつかあるので、ここを歩いてみるのも面白い。
 北の木曽福島町境から、沓掛観音(一里塚跡)−木曽の棧(芭蕉の句碑)−上町(上松宿跡)−尾張藩材木役所跡−旧立場茶屋(越前屋・たせや)−寝覚の床−旧中山道石畳−小野の滝−荻原間宿跡(一里塚)−立町立場跡−倉本(一里塚)−大桑村境までの約12 
ワンポイント
 上松町内の中山道の跡はほとんどが車道になってしまっているが、国道19号以外は、自動車の通行量も比較的少なく歩きやすい。
入場料
 なし
時間
 所要時間:3〜5時間
駐車場

連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001

◆信濃路自然歩道
概要
 上松宿から寝覚の床、木曽八景の一つの風越山のふもとを通り須原宿までの間17 を歩く自然歩道。高低差があり、山道が多いため比較的健脚向け。「中山道」の一部と、これが街道として整備される以前に木曽を往き来する人が通っていた「木曽古道」も通る。
ワンポイント
 木曽古道は、中山道と違い木曽川を離れた標高の高い場所を通っていたので眺めが良く、トレッキングコースとして最適。途中には御岳山などが眺望できるところがある。
入場料
 なし
時間
 所要時間:6〜8時間
駐車場

連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001

◆中央アルプス木曽駒ヶ岳、空木岳登山道
概要
 木曽駒ヶ岳は中央アルプスの最高峰で標高2,956.3 、空木岳は駒ヶ岳の南方に位置し、標高2,864.2 。登山道もよく整備されており、学生の集団登山にも利用されている。駒ヶ岳へは、上松から敬神の滝を経由する上松口Aコース、奇美世の滝を経由する上松口Bコースの2コースがあり、空木岳へは倉本から登る倉本口コースがある。
ワンポイント
 初心者でも比較的気軽に3,000 級の登山が楽しめる。また、伊那谷側よりロープウェイを利用して登り、上松側へ下山することも、その逆コースをとることもできるため、体力に自信のない人や時間のない人にも。
入場料
 なし
時間
 所要時間:6〜10時間
駐車場
 登山口付近に乗用車数台。
連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001

■イベント、まつりのコーナー
◆トムソーヤクラブ村木曽・上松
概要
 森林浴発祥の地赤沢自然休養林で開催される自然体験村イベント。丸太切りや木工教室、森林浴、川遊び、魚のつかみ取り、バーベキューなどの自然体験や森林鉄道の乗車が楽しめる。
ワンポイント
 家族連れで、丸1日自然が満喫できる。特に森林鉄道の乗車と川を堰き止めた渓流プールは子供たちに大人気。
入場料
 イベント参加料:大人1,200円、小人900円(15名以上団体割引あり)
日時
 期間:7/27(土)〜8/25(日)
 時間:9:00〜16:00
駐車場
 赤沢自然休養林の駐車場を利用。(普通車200台、バス10台、駐車料:普通車600円、マイクロバス1000円、大型バス2000円)
連絡先電話番号
 上松町観光協会:0264−52−2001

◆木曽上松・森林浴大会
概要
 森林浴発祥の地「赤沢自然休養林」で開催される恒例の森林浴大会。樹齢250年から300年の木曽ひのきの美林と美しい紅葉の中での森林浴が楽しめ、心身ともにレフレッシュできる。
ワンポイント
 普段は立入りできない学術研究林のコースを見学することができる。
入場料
 参加費:未定
日時
 期日:春、秋
 時間:未定
駐車場
 上松駅前町営駐車場:普通車100台、駐車料:8時間170円
 赤沢自然休養林駐車場:普通車200台、バス10台、駐車料:普通車600円、マイクロバス1000円、バス2000円
連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001

◆ひのきの里上松撮影会
概要
 激流が創り出した木曽路きっての渓谷美、浦島太郎伝説の残る寝覚の床での写真撮影会。
ワンポイント
 モデルを招いての撮影会。
入場料
 参加費:無料
日時
 時期:お問い合わせ下さい
駐車場
 町営無料駐車場あり。(乗用車70台、大型車5台)
連絡先電話番号
 上松町観光協会:0264−52−2001

◆木曽駒ヶ岳開山式
概要
 木曽駒ヶ岳上松口登山道の開山式。シーズン中の登山の安全を祈願して、国の選択無形文化財に指定されている太々神楽が奉納される。
ワンポイント
 5月3日に駒ヶ岳神社例祭で奉納される太々神楽のうちの一部が奉納される。
入場料
 なし
日時
 6月下旬 13:00〜
駐車場
 なし
連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001

◆木曽踊り
概要
 古くから木曽に伝わり、全国的にも有名な「木曽節」に合わせて踊られる伝統的な「木曽踊り」に参加できる。JR上松駅前のふれあい広場で、旧盆の帰省客や観光客を交えて踊りの輪がつくられる。
ワンポイント
 すぐに覚えられる踊りなので、踊りの輪に加わって覚えたい。
入場料
 なし
日時
 8/14〜15、20:00〜22:00
駐車場
 上松駅前町営駐車場:普通車100台、駐車料:2時間50円以後1時間超20円
連絡先電話番号
 上松町観光協会:0264−52−2001

◆小川若宮神社例祭
概要
 上松町島の小川若宮神社の例祭。若連中により伝統的な獅子狂言が奉納される。
ワンポイント
 獅子狂言の中でも、「葛の葉」は、女形が獅子頭で母と子の別れの辛さを演ずるもので、県内でも非常に珍しいもの。
入場料
 なし
日時
 4/30〜5/2
駐車場
 なし
連絡先電話番号
 上松町観光協会:0264−52−2001

◆駒ヶ岳神社例祭
概要
 木曽駒ヶ岳頂上に奥院がある駒ヶ岳神社の例祭で、麓の里宮において国の選択無形民俗文化財の「太々神楽(だいだいかぐら)」が奉納される。
ワンポイント
 太々神楽は400年以上前から伝わる奉納の舞で、神楽司と言われる氏子の家で一子相伝で長子にのみ伝承されているもの。白い天狗の面をつけた踊り手が宙に舞う姿は迫力満点。
入場料
 なし
日時
 5月3日、9:00〜15:00
駐車場
 なし
連絡先電話番号
 上松町観光協会:0264−52−2001

◆大宮神社例祭
概要
 上松町寝覚の大宮神社の例祭。宵まつりには特設舞台で「芸ざらい」と呼ばれる伝統的な地歌舞伎、獅子狂言が演じられる。
ワンポイント
 地元の若者が演じる地歌舞伎などは、アットホームな雰囲気。
入場料
 なし
日時
 7月下旬
駐車場
 なし
連絡先電話番号
 上松町観光協会:0264−52−2001

◆ひのきの里の夏まつり
概要
 木曽ひのきの里、上松の夏祭り。
 その昔、伐採した木を山から下ろす時に使われた「木馬(きんま)」を人間が引っ張ってタイムを競う木馬引き大会や、御木曳き、大花火大会、木工品即売会、木曽踊りなどが行われる。
ワンポイント
 花火大会は谷あいで行うため、約300発の花火の音が山々にこだまして迫力と情緒を演出。木馬引き大会では奇抜な扮装が笑いを誘う。
入場料
 なし
日時
 7月下旬又は8月上旬の土日
駐車場
 上松駅前町営駐車場:普通車100台、駐車料:2時間50円以後1時間超20円
連絡先電話番号
 上松町商工会:0264−52−2157

◆諏訪神社、若宮八幡神社例祭
概要
 上松町の諏訪神社と若宮八幡神社の例祭。宵祭りには八幡宮境内で「上若連」と呼ばれる氏子の若者連中によって「芸ざらい」といわれる地歌舞伎、獅子狂言が演じられる。町内を獅子舞が悪魔祓いをしてまわり、夜には諏訪神社と若宮八幡神社の間の御輿渡りや神楽の押し合いが繰り広げられる。
ワンポイント
 上松では一番大きなお祭り。祭りの期間中は、町中に笛や太鼓の音が響き、町は祭り一色に染まる。
入場料
 なし
日時
 9/5〜7
駐車場
 上松駅前町営駐車場:普通車100台、駐車料:2時間50円以後1時間超20円
連絡先電話番号
 上松町観光協会:0264−52−2001

◆塞の神行列(さいのかみぎょうれつ)
概要
 1年間の無病息災や家内安全を祈る伝統的行事。子供たちが武将の名前などを書いたのぼり幡を手に「ばかよ ばかよ さいのかみは ばかよ ばかというやつは 一代ばかよ」とはやしたてながら町内を練り歩く。一時期すたれていたが、20年ほど前から復活した。
ワンポイント
 冬の朝の街角に子供たちのかわいらしいはやし声が響く。
入場料
 なし
日時
 1月15日、8:00〜
駐車場
 上松駅前町営駐車場:普通車100台、駐車料:2時間50円以後1時間超20円
連絡先電話番号
 上松町役場商工観光係:0264−52−2001

◆その他の祭
吉野祭(9月中旬)、十五夜祭(10月上旬)、神明神社例祭(10月中旬)、姫宮神社例祭(10/15)、五社神社祭(5月下旬)

■温泉のコーナー
◆灰沢鉱泉(はいざわこうせん)
概要
 約1300年前から伝わる木曽西古道沿いの温泉で、山犬の湯と呼ばれ湯治場として知られていた。1軒宿の温泉として灰沢鉱泉の名になって80年になる。豊かな自然とひのきやさわらをふんだんに使った風呂や、旬の山菜と川魚の料理で老舗の秘湯としてファンが多い。露天風呂あり。泉質は炭酸土類鉄泉で、効能は神経痛、婦人病、リューマチ性疾患皮膚病など。
ワンポイント
 山奥のひなびた宿だが、プレイルームやカラオケルームなども整備されている。
入場料
 1泊2食1万2千円から。
 入浴のみ500円。
駐車場
 あり
連絡先電話番号
 灰沢鉱泉:0264−52−3287

◆棧温泉(かけはしおんせん)
概要
 中山道一の難所の木曽の棧と木曽川をはさんで建つ1軒宿の温泉。客室からは四季折々に移り変わる木曽川などの景観が一望でき、この美しい自然と溶け合った感じが宿の大きな魅力となっている。露天風呂あり。泉質は単純炭酸泉で、効能は胃腸病、胃潰瘍、胃腸カタル、神経痛、リューマチ性疾患など。
ワンポイント
 泉質は単純炭酸泉で、鉄分を多く含んでいるため、湯は赤錆色をしている。
入場料
 1泊2食1万2千円から。
 入浴のみ800円。
駐車場
 あり
連絡先電話番号
 棧温泉:0264−52−2276

■その他のコーナー
◆ひのきの里上松フォトコンテスト
概要
 上松町の自然、風物、観光名所、イベントなどを題材にした作品を募集する写真コンテスト。
ワンポイント
 推薦1点、特選2点、準特選3点には、ひのき製の表彰状が送られる。
参加料
 なし
募集期間
 10月〜9月
連絡先電話番号
 上松町観光協会:0264−52−2001

◆木曽七福神霊場めぐり
概要
 木曽路にある七つの寺が、四季を通じて巡拝者を迎え、それぞれの霊場ごとに家内安全などの祈祷をしており、住職による法話と接待の品がある。
入場料
 各寺で拝観料が必要。
日時
 通年
連絡先電話番号
 臨川寺:0264−52−2072

◆木曽五木
 江戸初期は、大規模な城郭建築・城下町の建設・寺社の造営等によって、異常ともいえる木材需要がおこり、さしもの木曽の豊な森林も、急激な濫伐で荒廃していった。管理する尾張藩は寛文5年(1665年)に留山(とめやま)を設定し住民の山への立入りを禁止し、さらに宝永5年(1708年)に停止木(ちょうじぼく)として、ひのき・さわら・こうやまき・あすひを指定、享保15年(1730年)にねずこを追加した。これが木曽五木と呼ばれるもので、住民の立入りの許された明山(あけやま)でも停止木を切ることは禁止され、違反者は厳しく罰せられた。俗に「木一本首一つ」などという言葉もここから生まれた。

◆木曽八景
 木曽八景は、近江八景になぞらえて1743年頃作られたといわれる。この八景のうち、「棧の朝霞」、「寝覚の夜雨」、「風越の青嵐」、「駒ヶ岳の夕照」、「小野の瀑布」の五景までが上松町にある。
 他の三景は「徳音寺の晩鐘」(日義村)、「御岳の暮雪」(開田、三岳、王滝村)、「与川の秋月」(南木曽町)。

◆天体観測のメッカ
 上松町と三岳村、王滝村が境を接する才児地区一帯には、東京大学理学部の天文台や京都大学理学部の赤外線観測所、名古屋大学太陽地球環境研究所の太陽風観測所があり、天体観測のメッカとなっている。
 各施設とも基本的に学術研究施設のため、一般の観光客へは開放していないが、東京大学の天文台は、毎月第1・第3金曜日の14:00〜16:00と盆の期間に施設の見学日が設けられている。

◆ケルンバット地形
 ケルンバット地形とは、断層沿いに岩盤の侵食が進んで孤立峰が連なる地形のことで、孤立峰のことをケルンバット、その間の谷の部分をケルンコルと呼ぶ。上松町滑川付近から吉野、荻原、立町、大桑村糸瀬山付近までの木曽川東岸に見られる。東里の徳原・野尻地区から観察することができる。なお、ここのケルンバット地形は北アメリカのロッキー山脈に次ぐ大規模のものといわれている。



←MENUへ