冬の木曽路の『名物』（？）と言えば、知る人ぞ知る『渋滞』です。
木曽は、南北に通じる道路が国道１９号しかないのですが、
スキー客が集中する１２月中旬から３月下旬にかけての週末に、
この国道が大渋滞するのです。（写真は寝覚の床付近）
’９８年１２月に、それまで上松町の市街地を通っていた国道１９号に
バイパスができ、冬期間の渋滞が解消されるかと期待しましたが、
絶対的な交通量が多いため、バイパスができても状況はあまり
変わりませんでした。（写真：上松バイパス第３トンネル付近）
トンネル内も延々と渋滞している。
渋滞中の上松町見帰付近より寝覚付近の光景。
左側に見えるのは、抜け道として旧国道を通ってきた車の列。
寝覚から見帰付近を望む
上松バイパス第１トンネル付近。
ノロノロ運転が続いている。
地元に住んでいる身としては、上松バイパスの開通で、
長年苦しめられた冬期間の渋滞から解放されるかと期待していましたが、
ちょっと甘かったようです…。
上松に集中していた渋滞が木曽の南部全体に拡大しただけなのかも。
週末など、中津川から日義村まで延々と８０キロ近く渋滞した日もありました。
原因は、スキーヤーやスノーボーダーの車の入り込みが多いからですが、
彼らに来てくれなければ困るスキー場関係者などもいるし…。
木曽川右岸道路も建設されていますが、この状態が改善されるのは
まだまだ先のようです。