スジボソヤマキのシミについて

2003年11月14日にスジボソヤマキチョウの撮影をしたのですが翅裏面のシミが
意外と有ったので考えてみました。                       

 今までは単に越冬中の場所が湿気っておりシミが発生するものと疑問ももたずに鵜呑
みにしていました。ところが左の写真で認められるシミは6月から7月に羽化し多少の
活動をして9月頃には殆ど姿を見ないので、どちらかというと越夏中にシミが現れるの
でしょう、考えてみれば10月前後はキノコの繁殖する時期なのです。       

 更に厳寒を過ごす時には菌の活動は無いでしょうからシミは進まず春先になってまた
菌が活動し、シミを増長させるものでしょう。再度考えるに、春はまたキノコのシーズ
ンなのです。たまたま椎茸の栽培とからめての考えでした。