色漆練る

(一部分)




色漆は主として赤呂漆(あかろ)や朱合漆(しゅあい)などの透漆(すき)と

色粉ー顔料 を練り合わせて造ります

「時間と力」の必要な作業です



みどりの色漆を練るー1 堆朱塗用の「みどりの色漆」をつくる作業です

「朱の色漆」なども同じ作業を行います



左上は 茶碗に入った赤呂漆

左下は練り合わせる板

中央に みどりの色粉と赤呂漆


みどりの色漆を練るー2

色粉とできる限り少量の漆を

少しずつ少しずつ混ぜ合わせて行きます


みどりの色漆ヲ練るー3 板状の道具を使い

漆に色粉をしっかり練り込んで行きます

この作業が重要で 時間と力 が必要となります
みどりの色漆を練るー4 上記から約1時間後ほどで

練り上がった状態
みどりの色漆を練るー5 残りの赤呂漆を混ぜ合わせます
みどりの色漆 練り上がり 茶碗にいれた みどりの色漆
黄色の色漆を練る 黄色も同じように
黄色の色漆 練り上がり 茶碗に入れた 黄色の色漆
白漆を練る-1 白の色漆


(みどりと同様)

白の顔料と

赤呂漆を練り合わせる
白漆を練る-2 練り上がり
白漆を練る-3 残りの赤呂漆と混ぜ合わせる
白漆を練る-4 白い茶碗に入れた

白漆



漆にどの位の割合で色粉を入れるかで

仕上がりの色目も変ります (条件の一つとして)


他色に むらさき・紺・ブルー などなどがあります


漆そのものの色が無色透明ではなく 

透漆全般は茶系の色ですので 「茶色と合わせる」ことになり

色漆の場合 諸条件の中で 『この色』 という色の指定はお受けできかねることが多く

『このような系統の色』 とさせていただいています


また 色漆を品物に塗り乾くと ー 水分を吸収し固まる ー ということもあり

漆の色漆は 派手さはなく落ち着いた色具合になります




上記のみどりと黄色は堆朱用で 漆100に色粉40位 で

上塗りー塗りたて用の朱漆などは 漆100に色粉80〜100位 で練り合わせます


はじめにへ      うるし塗へ