キベリタテハが薪の中から


 薪ストーブは石油や電気ストーブに比べて取
扱が面倒ですが、木材木製品関係の仕事が生業
の私は常に端材が得られる為に一部の部屋は薪
ストーブで暖をとっています。薪の形態は写真で
お分かりのように絵になるような丸太を割った
薪ではなく板ものの端材が主です。
 2004年12月8日朝いつものようにスト
ーブに火を付け大きめの薪を入れようと壁際に
ある端材を取ると何か見慣れたものが目に入り
ました

     うん?? 何だ?

     越冬中のキベリタテハ!でした。
 これは神からのさずかり物と考え観察する事
にしました。この日は暖かで飛翔こそしません
がキベリは足をゆっくりですが動かしています
から逃げられては大変と隙間に紙屑をかって封
をし様子を見る事としました。
12月15日までは、そっと紙屑をどかして
様子を見ると多少動いているらしく位置が変わ
っています、押し込んでおくよりある程度自由
を与えた方が良いと考え網戸をつくって動ける
ようにしました。
 12/16は08:00の気温が+1度、 
13:00には10度にもなりキベリは薪の間
から出て静止し、その後12月20日迄全くそ
のままで動きませんでした。
 12月22日になって姿が見えないので網戸
を開くと戸縁の裏側へ静止していました。今後
この場所では観察し難いので第一発見場所へ戻
して様子を見ることとしました
 その後は気温も下がり動きも見られず翌2005
年1月24日は8時の気温がマイナス9度と今
冬一番の寒さでした。キベリはと様子を見ると
横倒しになったままでしたが身体は柔らかく冬
眠中の模様でした。
 3月8日と9日は暖かで気温が10度を超えました。
          キベリは1月24日に見たままの格好です、そっと身体に
          触ってみますと堅くなっているではありませんか、
          残念ながら越冬は失敗のようです。
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  4月になって、もう一度生死を確認しましたがやはり駄目でした。


 この薪が置いてある壁は北東向きで冬は日が射しません、普通なら南向きの暖かな場所を選ぶと思われますが
何故北東向きなのでしょう?当地は地形の関係からかほとんど南西方向から風が吹きます、蝶はそれを知って
この壁面へ入り込んだのでしょうか、疑問が残ります。

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